プロダクト
琉球紙を用い、日本各地の職人と共同制作した商品展開をおこなっています。
連綿と受け継がれてきた伝統技術と融合し、工芸の新たな価値を見出しています。
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芭蕉紙うちわ 小丸
- MATERIAL
- 糸芭蕉,竹
- DATE
- 2020.02~
うちわ屋の老舗・栗川商店の竹の骨を用い、沖縄で漉いた芭蕉紙を丁寧に貼り仕上げました。
芭蕉紙は琉球紙の種類の一つであり、琉球紙とは琉球王国時代に生まれた沖縄独自の紙の文化です。
芭蕉紙ならではの素材の風合いと、経年変化による紙の表情を愉しめます。 -
芭蕉紙うちわ 仏扇
(ぶっせん)- MATERIAL
- 糸芭蕉,竹
- DATE
- 2020.02~
日本に古くから存在する扇子やうちわは、ただ涼を取る為の道具ではなく、様々な場面の所作の中で重要な役割を担っていました。
こちらの小ぶりなサイズのうちわは仏扇(ぶっせん)といいます。
お仏壇などに備える蝋燭の灯りを消す際、人間の息は穢れとされ無作法にあたるので、そのための道具として生まれました。 -
芭蕉扇
- MATERIAL
- 糸芭蕉,竹
- DATE
- 2020.02~
うちわ職人が制作した竹の骨を用い、沖縄で漉いた芭蕉紙を貼ったオリジナルのうちわです。
芭蕉紙は琉球紙の種類の一つであり、琉球紙とは琉球王国時代に生まれた沖縄独自の紙の文化です。
うちわの形状は沖縄に伝わる豊穣の神・ミルク神が持つ扇からイメージしており、骨が少ない分繊維が透けて見え、紙の風合いを感じられる仕様になっています。 -
芭蕉紙 紅型扇子
- MATERIAL
- 糸芭蕉,竹,染料
- DATE
- 2020.02
紅型作家の横井祐輔氏が染めた紅型芭蕉紙を用い、京都の職人が扇子に仕立てました。
紅型とは、豊かな自然風土の中で脈々と受け継がれてきた沖縄独自の染技で、沖縄を代表する伝統的な工芸の一つです。
芭蕉紙は通常の和紙よりも扱いにくく、紅型を施すのはとても時間と手間のかかる作業です。
紅型に従事して40年の横井祐輔氏により、希少な作品が仕上がりました。 -
紅型芭蕉紙 御朱印帳
- MATERIAL
- 糸芭蕉,竹,染料
- DATE
- 2020.02
紅型作家の横井祐輔氏による、紅型芭蕉紙を表紙に用いた御朱印帳です。
神聖な植物ともされる糸芭蕉から作られた紙に、沖縄を代表する伝統工芸のひとつである紅型染めを施しました。
芭蕉紙の表面には強度を上げる為にこんにゃく糊を擦り込み、台紙との間には少量の綿を入れ品よく仕上げています。
中の紙には墨付きの良い埼玉県産の手漉きの楮紙を用い、1ページずつ丁寧に手で貼り合わせています。